応募書類を見て
今回のスタッフ採用の応募状況をみていると、高齢の先生(吉田町とは限らず)のクリニックからの転職希望もそれなりの数に上り、おそらく「院長そろそろ(数年以内~長くて5年?)死亡→クリニック閉院→自分失業」を想定して就職活動をしている人が一定数いるような印象でした。冷静に先を読めるのは良いことだと思いました。
応募書類を読み解くと、いまの職場の院長とうまくいっていないことが伝わってくる書類も多く、非常に考えさせられるものがありました。院長のパワハラで医療事務をやめざるを得ず、いまは別の職業についているが、今回頑張って医療事務に復帰したいという方も数人おられました。そういう方々は、是非とも応援したい気持ちはあるのですが、応募者を全員採用することは不可能ですので、次回以降また機会があれば応募して下さい。
当院は相当正直に「こういう人に来てほしい、こういうクリニックです」というのを開示しています。ただ単純労働力がほしいだけでしたら、求人票の条件(時給、月給)を上げれば、待遇目的の人は大量に応募してくるので、それで済んでしまう簡単な話で、こんなブログは必要ありません。
単純労働力として雇われた人は、仕事をミスすると「(給料払ってるのに)なんでこんな事できないんだ!」と、叱責されると思います。当院は幸い、待遇で釣って単純労働力として採用しているわけではなく、クリニックの雰囲気に合う人、クリニックの考え方を理解している人、未来を感じさせる人かどうかで採用しているので、仕事でミスしても「仕事の能力で雇ってないからな。。そりゃ失敗するよな。。。」と院長が勝手に自分で納得するので気は楽かもしれません。